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甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが減少することによって生じる病気です。全身の新陳代謝が低下します。甲状腺ホルモン薬を服用することでほぼ完全に症状が消えます。

甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンが減少するため、新陳代謝が低下して身体が不活発になります。疲れやすく、倦怠感を感じることが多くなります。また目立つ症状としては、顔や手足にむくみ(浮腫)が生じます。

この甲状腺機能低下症のむくみ(浮腫)は特徴的で、指で押しても跡を残しません。

そのため「粘液水腫」と呼ばれます。特に、まぶたや額、唇にむくみ(浮腫)が生じると、「粘液水腫顔貌(ねんえきすいしゅがんぼう)」と呼ばれる独特の顔つきになります。また、声門部にむくみ(浮腫)が生じると、声がしわがれます。

さらに心臓にむくみ(浮腫)が生じることもあります。心臓のむくみ(浮腫)が生じると、胸部X線撮影や心電図に異常が現れます。精神的に鈍磨して、物忘れがひどくなるなどの症状が現れることから、全体としてぼおーっとした印象になります。

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