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肝硬変

全身のあちこちにむくみ(浮腫)が生じ、体位に関係なく生じる場合で、腹部膨満感や黄疸といった症状も見られる場合、「肝硬変」が疑われます。

肝硬変というのは、肝細胞の壊死、肝臓組織の繊維化といった、回復不可能な損傷を伴う疾患です。肝硬変はその症状の重症度から、2段階にわかれます:

代償期・・・肝臓の機能がまだ保たれている時期。
非代償期・・・肝臓の働きが低下した時期。
*非代償期になると、さまざまな重大な症状が現れます。

肝硬変の症状としては、全身倦怠感、疲労感、微熱、食欲不振といったものからはじまり、皮膚の色が黒褐色となり、男性でも女性のように乳房が大きくなることがあります。また、太鼓ばち指といって、指先が球状にふくらんでくることもあります。

むくみ(浮腫)が生じるのは、肝硬変が進んだ状態です。黄疸や腹水が現れます。リンパ液や体液が、体内に異常にたまった状態が「むくみ(浮腫)」です。肝臓の血流も悪化し、消化管で吸収した栄養素を肝臓に運ぶ門脈の圧が高くなるため、門脈は肝臓を迂回してバイパスを作るようになるなど、連鎖的にさまざまな障害が現れてきます。

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